Z-Notes

主にZBrush、3dsMax、3d-Coatなどの3DCGアプリに関する覚え書き。

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ZBrush 4R7の新機能(その14)

体調不良とそれに伴うモチベーションの低下からかなり間が開いてしまいましたw。完璧ではありませんがある程度持ち直したのでブログを再開します。

ではZModelerのポリゴンアクションの続きです。



QMesh」アクション


他のエレメント(頂点、エッジ)の「QMesh」アクションと同様で隣接ポリゴンに吸着、融合する点を除いて動作は「Extrude」とほとんど同じです。


また吸着の動作を定義するオプションがいくつか追加されています。


「QMesh」のターゲット、オプション、モディファイアは以下の通り。

4R7-211.png


ターゲットについては他のところですでに説明済みなので省略します。


「QMesh」のオプションとモディファイア


Align Tenth Step」、「Align Quarter Step」、「Align Third Step」、「Align Half Step」、「Align Full Step」、「No Alignment

吸着した側面と反対側の高さを特定の段階でスナップさせる設定です。

「Tenth」は10段階、「Quarter」は4段階、「Third 」は3段階、「Half」は2段階、「Full」は一段階です。

「No Alighment」はスナップさせず無断階に高さを変更させます。

下のように「Align Tenth Step」を選択した場合、隣り合う押し出し形状に吸着するポリゴンと反対側の側面の高さを10段階でスナップさせます。

4R7-212.png


また下のように2つの押し出し形状にはさまれたポリゴンで「QMesh」を行うとどのオプションを選択しているかに関係なく「Full」と同じ動作になり隣接する押し出しと同じ高さにスナップされます。

4R7-213.png


また下のような場合、吸着する面はZBrush内部で決められおりこのアクションでは直接指定できませんが一度「Spin Edge」アクションを実行して押し出すポリゴンの頂点の並び順を変えると吸着する面を変更できるようになります。

4R7-214.png

(注>実際にはこのような3つ以上のポリゴンが1つのエッジを共有しているトポロジーは好ましくありません。)

4R7-215b.png


Normal Attraction」、「Weak Attraction」、「No Attraction

押し出し形状の頂点部分が他のポリゴンへの吸着力の設定。

「Normal」で通常の吸着力、「Weak」弱い吸着力、「No」吸着・融合しない。

「Normal」の場合、吸着するポリゴンとの距離が半分を超える辺りで吸着が始まります。

「Weak」では4分の3あたりまで来ると吸着画は締まります。

4R7-216.png


「No」ではどこまでドラッグしても吸着しません。

4R7-217.png



Disable Triangle Snap」、「Enable Triangle Snap

スナップする時に三角ポリゴンを作るかどうかを決めます。

「Enable」の場合スナップするしないに関わらず三角ポリゴンの作成を許可します。

4R7-218.png


Disable Extended Snap」、「Enable Extended Snap

隣り合う押し出し形状の高さ以上に押し出しを継続させるかどうかを決めます。

「Disalbe」の場合、吸着した押し出しの高さ以上に押し出しを行いません。

4R7-219.png


Shift」キー:ドラッグ中に押すとターゲットポリゴンの押し出しをやめて移動に切り替えます。

Ctrl」キー:ドラッグ中に押すとターゲットポリゴンを複製移動します。

Alt」キー:ドラッグ中にタップするとポリグループを変更します。




Scale(スケール)」アクション

ターゲットポリゴンを拡大縮小します。


ターゲットをオプションは下の通り。モディファイアはありません。

4R7-220.png


「Scale」のオプション


Mesh Center」:メッシュを囲むバウンディングボックスの中心をスケールの中心にします。


Axis Center」:ワールド座標軸の中心をスケールの中心にします。


各ワールド軸の中心にある完全に軸対称な形状では「Mesh Center」と「Axis Center」は同じ結果になります。

4R7-221.png


Local Symmetry」:各ワールド軸でターゲットを囲むバウンディングボックスの中心がスケールの中心になります。

4R7-222.png


Click Center」:クリックした位置がスケールの中心になります。


Polygon Center」:ターゲットとなる各ポリゴンの中心がスケールの中心になります。



Spherize(スフィアライズ)」アクション


ターゲットとなるポリゴンの頂点を球(円)形に移動(整列)します。

ターゲットは下の通り。オプション、モディファイアはありません。

4R7-223.png


どのようなアルゴリズムで球を設定しているのかわかりませんがドラッグの方向により球の内側の頂点または外側の頂点を球に向かって移動させます。


例えば下のように立方体を球に変換するような場合は反転したドラッグを繰り返します。

全ての頂点が球に接する位置に来るとそれ以上ドラッグしても変化しません。

4R7-224.png



またターゲットにより円形に頂点を整列させます。

4R7-225.png



Spin(スピン)」アクション


ターゲットとなるポリゴンを回転させます。

ターゲット、オプション、モディファイアは下の通り。

4R7-226.png


「Spin」のオプビョンとモディファイア

Mesh Center」~「Clicked Center」までは「Scale」アクションと同じです。

Clicked Polygon Corner」:クリックしたポリゴンのカーソルに最も近い頂点を中心に回転します。


No Alignment」:ドラッグにより無断階に回転させます。(回転は下または、右へのドラッグで時計回り、その逆にドラッグで反時計回りです。)

4R7-227.png


Align to 15 Degrees」:回転を15度ごとにスナップさせます。


Custom Alignment」スライダー:スライダーで設定した角度で回転をスナップさせます。


Align Rotation To Axis」:クリックしたポリゴンの法線に最も近いワールド座標軸と平行に回転させます。(中心位置は選択したオプションによります。)

これがオフの場合はクリックしたポリゴンの法線と平行な軸で回転します(中心は選択したオプションによる)。

つまりオプションにより回転の中心を定義するのと同時に、どのポリゴンをクリックするかも重要となります。




Spin Edge(スピン・エッジ)」アクション


ターゲットとなるポリゴンの頂点順を変更します。頂点の並び順を変えるだけなので見た目には変化がわかりません。


MicroMesh」や「NanoMesh」でインサートされる特定のメッシュの向きを変更する時などに使用します。

4R7-228.png


ターゲット、オプションは次の通り。モディファイアはありません。

Clockwise」、「Counter Clockwise」:クリック毎に時計回りにスピンさせるか反時計回りにクリックさせるかを決めるオプションです(「Clockwise」が時計周り)。



Split(スプリット)」アクション

クリックしたポリゴンの面の中心と各エッジの中心に頂点を挿入し、挿入されたその頂点同士と隣接するポリゴンの頂点をエッジでつなぎます。

ターゲットは「Poly」のみでオプション、モディファイアはありません。

4R7-229.png




Transpose(トランスポーズ)」アクション


クリックしたポリゴンの中心にアクションラインを置き、ターゲットとなるポリゴン以外をマスクします。

アクションを実行後はトランスポーズモードに切り替わります。




Unweld(アンウェルド)」アクション

ターゲットとなるポリゴンをメッシュから切り離します。切り離されたエッジにはエッジループとクリースが作られます。

動作はエッジの「Unweld」とほぼ同じなのでそちらを参照して下さい。

ターゲットは「PGroup Island」と「Poly」のみです。

PGroup Island」は連続して接続した同じポリグループ。「Poly」はクリックしたポリゴンです。



ZModeler Modifiers(Zモデラー・モディファイア)」アクション


ここにはZModelerの各アクションで共通する設定があります。

ターゲット、モディファイアは下の通り。

4R7-230.png


ターゲットは「Face Mode」のみです。

「ZModeler Modifiers」のモディファイア

Default Flatness (15 Degrees)」:曲面として認識されるポリゴン間の角度をディフォルトの15度に設定します。

隣り合うポリゴン間の角度が15度以下だと平面として認識されます。


Flat Targets Tolerance」スライダー:曲面として認識されるポリゴン間の角度を任意に設定します。この値以上の角度は曲面として認識されます。


Repeat Last Tolerance」スライダー:最後のアクションをクリックでリピートする時に許容されるカーソルのずれる距離を設定します。

ペンタブなどを使ってクリックする時にペン先がズレてクリックが認識されにくい時にこの値を大きくするといいでしょう。


Pause Repeat Last」:これをオンにするとその間はクリックによるアクションのリピートを一時的に停止します。



Curve(カーブ)」のアクション

Curve上にカーソルがある時、右クリックまたはスペースキーで「Curve」アクションのメニューが出ます。

4R7-231.png



Bevel」アクション

カーブのあるエッジにベベルを適用します。エッジの上にないカーブにはベベルは適用されません。

4R7-232.png


ターゲット、モディファイアは下の通り。

4R7-233.png


ターゲットは「All Curves」のみです。

モディファイアはエッジの「Bevel」アクションと同じなのでそちらを参照して下さい。



Delete」アクション

既存のカーブを削除します。

ターゲットは「All Curves」と「Curve」のみです。

All Curves」は全てのカーブを削除。「Curve」はクリックしたカーブのみを削除します。


Do Nothing」アクション

何もしないアクションです。これが選択されている時カーブをクリックするとポリゴンのアクションが実行されます。




>以上でZModelerの解説は終了です。

この続きをやるかどうかは決めていません。今回はかなり大規模なアップデートなので全てを解説するのは大変ですw。



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