Z-Notes

主にZBrush、3dsMax、3d-Coatなどの3DCGアプリに関する覚え書き。

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ZBrush 4R7の新機能(その3)

「QMesh(Qメッシュ)」

頂点の「QMesh」アクションは「Extrude」と同じ頂点の押し出しアクションを行います。

「Extrude」との違いは「QMesh」アクションをした結果、隣接するポリゴンと吸着(スナップ)して融合しようとする点です。

融合した部分の既存のポリゴンは完全に削除され、連続したメッシュになります。(「Dinamic Subdivison」で確かめてみる。)

4R7-39.png

「Extrude」ではこのように操作中に隣接するポリゴンにスナップすることはありません。

また手動で高さを合わせただけでは隣接ポリゴンとの融合も行いません。

4R7-40.png

しかし、隣接ポリゴンで前の操作をリピートするとポリゴンの融合が起こる場合もあります。

また「QMesh」であっても下のように融合できる隣接ポリゴンがなければスナップや融合は行われません。

下のように最初のアクションでできた頂点の押し出しにエッジを加えると、ここにはもはやスナップやポリゴンの融合は行いません。

隣接するポリゴンの構造が変わってしまっているからです。(何故か一番上の頂点だけは接合するようだ)

4R7-41.png


さらにエッジを追加してみると、押し出しで作られる側面ポリゴンと隣接ポリゴンが同じ構造となりスナップや融合が行われます。

4R7-43.png



頂点「QMesh」のオプション

4R7-42.png


これらのオブションはスナップまでのドラッグ距離(高さ)の設定を行います。

Full Step」これはブラシ半径と同じだけドラッグした時点でスナップが始まります。

Half Step」これはブラシ半径の半分の距離をドラッグした時点でスナップが始まります。

Quarter Step」これはブラシ半径の4分の1ドラッグした時点でスナップが始まります。


ここで言うブラシ半径とは「Focal Shift」を「0」に設定した時、ブラシカーソルの内側の円の半径と同じです。

4R7-44.png


これらのオプションはブラシ半径をもとにしているので極端にブラシサイズを小さくするとドラッグを開始するやいなやスナップが始まります。

また近接するポリゴンの高さよりブラシ半径を少しでも大きくすると「Full Step」ではスナップを行いません。

注>このあたりほとんどマニュアルには説明がないので自分で実験して探るしかありませんでした。間違ってる可能性もあります。

このオプションをどのような用途で使うのか今のところわかりませんw。

結局ブラシサイズが大きく影響するのでブラシサイズでコントロールすればいいだけのような気がしますが。

まあ使いこなしていくうちにわかってくるのかもしれませんね。


それでは下のように高さの違う2つの隣接ポリゴンがあるとどうなるでしょうか?

実験してみてください。(結果も書こうと思ったけどやったほうがはやいと思うので)

4R7-45.png


また下のように対角にあるポリゴンでアクションをリピートした場合、ダイナミック・サブディビジョンを使う時に2つの警告が出ます。

4R7-46.png

4R7-47.png


2つより多い(つまり3つ以上の)ポリゴンが共有しているエッジが一つあるから(「Tool」>「Geometry」>「MeshIntegrity」の)「Fix Mesh」を試してからもう一度やれというような内容です。

これは「非多様性ポリゴン」というサブディビジョンサーフェースモデリングには具合の悪いメッシュ構造になっているというような意味です。

「Fix Mesh」しても良い結果にはならないのでこのような「QMesh」の結果にならないように注意した方がいいでしょう。


・アクション実行中に「Ctrl」を押すと頂点の移動に切り替わります。

・アクション実行中に「Alt」をタップすると作成されるポリグループを変更します。

・アクション実行中に「Shift」を押すと法線に押し出しを固定します(と言うことだが「Shift」押さなくても固定されてる?)。



「Slide(スライド)」


クリックされた頂点に接続されているエッジにそってその頂点を移動します。

「Move」と違って移動が既存のエッジ上に拘束されるということです。

エッジ・セレクター・ウィジェットの表示は関係ありません。

4R7-48png.png



「Slide」の「Targets」

「Move」のターゲットと同じです(コピべ)。

「By Brush Radius」:移動できる頂点はブラシ半径で決まります。ほとんど従来の「Move」ブラシと同じような効果です。

Infinite Depth」:「By Brush Radius」と似ていますがキャンバスの深度に対して無限遠まで影響を及ぼします。

キャンバスに対する深度なのでカメラの向きが重要となります。オブジェクトのシルエットを変更するのに効果的でしょう。

追記>「By Brush Radius」の影響範囲はドローサイズを半径とする球形、「Infinite Depth」はドローサイズを半径とする無限の長さを持った円筒形と考えるとわかりやすいかも。

Infinite X」Infinite Y」「Infinite Z」:ワールド座標の各軸に対して無限遠に影響を及ぼします。

「Infinite XYZ」:全てのワールド座標軸に対して無限遠まで効果を及ぼします。


「Split(スプリット)」

クリックした頂点を中心とする円形を作ります。

既存のメッシュからチューブのような形状を作り出すのに便利です。

4R7-49.png


ターゲットには「Point」と「Ring」がありそれぞれに独自のモディファイアと共通するモディファイアがあります。


「Point」ターゲットのみのモディファイア

4R7-50.png

Keep Quad Center」、「Traiangulate Center」:中心を四角形ポリゴンで作るか三角形ポリゴンで作るかを決めます。


「Ring」ターゲットのみのモディファイア

4R7-51.png

Equalize Radius」、「Do Not Equalize」:リングを円の半径で統一して丸くするか、もとのトポロジーのままにするか決めます。(円にするか四角にするかではありません。)

共通のモディファイア

Crease Ring」、「Do Not Crease」はこのアクションでクリースを作るかどうかの選択を行います。

Regroup Ring」、「Do Not Regroup」はこのアクションで新しいポリグループを作るかどうかを選択します。


「Stitch(スティッチ)」

近接した2つの頂点をクリックして結合します。

結合出来2つの頂点は同じエッジに接続されている(あるいは同じポリゴンに属する)必要があります。

2つの頂点をどの位置で結合するかを決める3つのモディファイアがあります。

4R7-52.png


To End Point」:2度めにクリックした頂点の位置で結合する。

To Mid Point」:クリックした2つの頂点が共有するエッジのちょうど真ん中の位置で結合する。

To Start Point」:最初にクリックした頂点の位置で結合する。

4R7-53.png


「Transpose(トランスポーズ)」

クリックした頂点を除く全ての頂点をマスクして自動的にトランスポーズモード(「Move」)に切り替えます。

クリックした頂点でアクションラインを使った操作の全てができます。

この時すでに「Draw」モードではないのでZModelerの機能を再び使うには「Draw」モードに戻す必要があります。

マスクのクリアも忘れずに。

4R7-54.png

以上で「Point」のアクションは全てです。

次回から「Edge」アクションです、先は長いぞw。


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