Z-Notes

主にZBrush、3dsMax、3d-Coatなどの3DCGアプリに関する覚え書き。

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3Dオブジェクトから作ったアルファでカスタムブラシの覚書(その2)

前回の続きです。

せっかくアルファを自作したのだからそれを効率よく使いたいものです。

ここでは「DragRect」と「DragDot」ストロークでアルファを使う場合のコツをいくつか解説しておきます。

・「DragRect」

「DragRect」ではスクリーンに向かって上にストロークをドラッグすると「Alpha」アイコンに表示されたアルファパターンと同じ向きにドローされます。

それを基準にドラッグするストロークの角度に応じてアルファパターンが回転された状態でドローされます。

真下の方向にドローすると180度回転したアルファパターンになります。

「Alt」を押しながらドラッグするとスカルプトの効果が反転するのと同時にアルファの左右が反転されます。

alpha-custom-38.png


また「DragRect」ストロークをドローする時、アルファパターンの歪を避けるためにサーフェースの法線が真っ直ぐカメラ側を向くようにしてドローするのが一般的なようです。

しかしドラッグの方向を工夫することで側面部分でも歪みなくアルファをドローすることができます。

ストロークの始点と終点の「Z-depth(Z-デプス、Z深度)」を同じにするとドローされたアルファパターンはほとんど歪みません。

alpha-custom-39.png

「Z-depth」というのはサーフェースのスクリーンからの距離、つまり深さのことです。

キャンバスを「GrabDoc」してアルファを作成する時にもととなるのがこの「Z-depth」です。

とは言っても「DragRect」の場合ドラッグ方向にアルファパターンが傾くので必ずしも同じ深度を結ぶストロークが望みの方向になるとは限りません。

ドラッグ方向に対してアルファに任意の角度を付けたい場合「Brush」>「Orientation」の「SpinAngle」スライダーを使うという方法があります。

このスライダーによりアルファパターンをストロークの方向に対して変更することができます。

スライダー値を上げると反時計回りに角度が付き、最大値の「1」が360度になります。ちなみにこういう角度の単位を「turn
ターン)」と呼ぶらしいです。

alpha-custom-42.png


「Alpha」パレットの「Rotate」でも90度ごとに回転できますがオリジナルのアルファそのものに変更を加えるため「HやVTiles」などの結果に影響していまいますし、より小さな角度の設定もできません。

alpha-custom-40b.png


また「SpinCenter」でピボット位置をずらすこともできます。「DragRect」ではディフォルトでアルファ画像の中心(アルファパターンの中心ではない)をピボットポイントとして回転、スケールされます。

下のように「S;pinAngle」「SpinCenter」をうまく設定すればアルファパターンの位置や長さを正確に合わせるようなブラシを作ることもできるでしょう。

大きな矢印の始点部分にピボットを設定。

alpha-custom-41.png


ただし正確に設定するには試行錯誤による微妙な調整を何度もやる必要があり、また一つの軸に対してだけしか位置の変更はできません(平面の場合理想的には2軸で設定させたいところ)。

まあもともと「DragRect」でアルファのピボットや角度を設定するものではないのでこれは変則的な使い方でしょうけどw。

「SpinRate」はドラッグ中のストローク回転率で、ここではほとんど必要ないでしょう。


・「DragDot」

「DragDot」はブラシサイズによってアルファの大きさを決定し、ドラッグの方向によって角度が変わります。

この使い方を知らないと最初はアルファがクルクルと回って使いにくく感じますが、素直に置きたい位置へドラッグすればいいだけです。

アルファに任意の角度を付けたい場合はその方向とは反対の方向から置きたい目標に向かってドラッグします。

つまり目標に向かってどの方向からドラッグするかによって目標に置かれたアルファの角度が決まるということです。

違う言い方をするとドラッグの開始点と終了点を結ぶ角度がアルファの角度となります。

alpha-custom-43.png


なのでできるだけ目標から離れた位置からドラッグを開始すれば位置を微調整する時に角度の変化をより小さくすることができます。

alpha-custom-44.png


これも「DragRect」と同様に「SpinAngle」や「SpinCenter」を使うことができますが、ほとんど意味が無いかもしれません。

また「Alt」キーを使うとブラシ効果の反転と同時にアルファの左右が反転します。

「DragRect」や「DragDot」では「ドラッグ中」に「Space」キーを押すことで動作がよりスムーズになり位置やサイズをより正確に合わせることができるでしょう。

下のようなエクササイズで数回練習すれば使い方はすぐに把握できると思います。

alpha-custom-45.png


続きはまた次回。


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