Z-Notes

主にZBrush、3dsMax、3d-Coatなどの3DCGアプリに関する覚え書き。

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ZBrush 4R7、デモ動画で分析

ZBrush 4R7のでも動画。これを見ると新機能のかなり細かな部分が分かります。

もちろん開発中なのでまだまだ紹介されていない新機能もあるかもしれませんし、これがそのまま製品化されるというわけでは無いかもしれません。
デモで使われているのは64ビット版のZBrush 4R7 ですね。

まずポリゴン編集機能ですが新しく追加された「ZModeler」ブラシを使って行うようです。

「ZModeler」ブラシを選択するディフォルトのショートカットは「B-Z-M」の順。

R7-demo-01.png


でも動画でよく見る立方体のポリゴンメッシュが「ZModeler」ブラシと一緒に現れるのかプロジェクトやToolとして用意されるのかはまだ不明。

(「Tool」>「Initialize」サブパレットに新しいメニューがあるのでプリミティブとして用意されているのかも?)

R7-demo-05.png


メッシュにカーソルを置くとその位置により自動的にフェース、エッジ、頂点が選択される。

カーソル付近に操作に関する情報のようなものが表示される。

例えば頂点が選択されていると「Move Point By Brush Radius(Shift=Axis Aligned)」とか、これは「ブラシの半径によってポイントを移動(Shiftキーで軸に整列)」というような意味。

R7-demo-04.png


面(ポリゴン)が選択されていると「QMesh A Poly」と出ます。(「QMesh」はポリゴン編集コマンドの一つらしい。)

R7-demo-02.png


同じくエッジが選択されていると「Insert EdgeLoop(Alt=Delete EdgeLoop SHIFT=Constant Width)」出る。これはエッジループの追加や削除が行えるというような意味ですね。

R7-demo-03.png

「Constant Width」てのがよくわかりませんがこのエッジの幅を保ったままエッジループを追加するということでしょうか?。

これは選択されているポリゴンの編集コマンドによっても表示が変わるようです(この場合は「QMesh」コマンドでの表示らしい)。

面が選択されている時に「Space」キーを押すと「ZModeler」の「POLYGON ACTIONS(ポリゴン操作?)」と言うメニューが現れます。

R7-demo-06.png


同様にエッジだと「EDGE ACTIONS」、頂点だと「POINT ACTIONS」メニューが表示され、含まれるコマンドはそれぞれ異なり、また選択したコマンドによってそれに関連したパラメータやオプションが自動的に表示されるようです。

R7-demo-07.png

R7-demo-08.png

このインターフェースはZBrushには珍しくwかなりインタラクティブで効率的な仕様になっていますね。他のUIにも取り入れて欲しい。

もう少しこのメニューを詳しく見てみると「・・・ACTIONS」「TARGET」「MODIFIERS」の3つのセクションと「Align」オプションをまとめたセクションの4つに大きく分類されているようです(どの機能を使うかによって表示される内容は変化する)。

「・・・ACTIONS」のグループはどんな操作を行うかを選択し、「TARGET」は操作を行う対象、「MODIFIERS」はより細かい設定やオプション、「Align」は操作が基本的にマウス(またはペン)のドラッグで行うのでそれをより正確に行うために座標軸などへのスナップなどを設定するのでしょう。

「Align」にある「Step」によって小刻みな動きに制限できたりもするのかもしれません。

ポリゴンを「Alt」クリックするとそのポリゴンを一時的にポリグループ化してそのポリグループに対して同時にコマンドを実行することもできるようです。

一時的にポリグループ化されたポリゴンはポリフレームで白く表示されます。

R7-demo-09.png


ポリグループされたポリゴンに同時に操作を行ったりすることができます。

R7-demo-10.png


一つのポリゴンやポリグループで操作を行った後他のポリゴンをクリックすると前に行ったのと全く同じ操作をクリックしたポリゴンでリピートされるようです。

ブリッジの操作ではカーソルの横の動きで大きさ上下の動きでブリッジの分割数をコントロールするようです。これもワンクリックでリピート可能です。

R7-demo-11.png


次の「Inset(インセット)」という機能ではターゲットに「Flat Island(フラット・アイランド)」という聞きなれない言葉が出てきます。

アイランドというと「島」って意味なんだけどここでは孤立した部分というか他と明らかに特徴の異なる部分というような意味と考えればいいのかな?。

R7-demo-12.png


だからこの場合はこの「平ら」になったこの側面にある全てのポリゴンという事なんでしょう。

R7-demo-13.png


他に「Curved Island」とか「Polygroup Island」とか単に「Island」というのもあるようです。

「MODIFIRES」には「Inset Each Poly」「Inset Region」というオプションがあって前者はポリゴンごとに、後者は全体を「Inset」ということでしょう。

次にまた「QMesh」というコマンドが出てきますがこれはごく基本的な操作を素早く行うためのものかもしれません。「Q」は「Quick」ってことかな?。

「QMesh」はディフォルトで選択されていて、基本的な操作はいちいちコマンドメニューを出さなくてもショートカットキーとドラッグ操作の組み合わせで行えるようになっているようです。

ここでは「QMesh」でポリゴンを内側に押し込んでくり抜いたりするのに使っています。

R7-demo-14.png

「QMesh」でポリゴンを選択して「Ctrl+Shift+ドラッグ」で押し出し、「Shift+ドラッグ」(あるいは押し出し中に「Shift」かも?)で移動になっています。

R7-demo-15.png

押し出し中に「Ctrl」を押す?とポリゴンを複製して移動になります。

R7-demo-16.png


またポリゴンをペイントするように選択して一時的にポリグループ化もできるようです。

R7-demo-17.png


次の新しい機能は「Dynamic Suvdiv(ダイナミックサブディビジョン)」というものですが、これは他のポリゴンモデラーには普通にあるようなサブディビジョンサーフェース機能と同等なものでしょう。

R7-demo-18.png


「Dynamic」をオンにするとサブディバイドされたプレビューが見れるようです。また「Apply」というのもあるのでこのプレビューの結果をメッシュ化するということでしょうか?。

R7-demo-19.png

3dsMaxだと「Turbo Smooth」みたいな感じ。

そもそもこのようにジオメトリーもトポロジーも際限なく変化するポリゴンモデリングに従来のZBrushのマルチサブディビジョンレベルというのはなじまないし、意味も無いということでしょう。

頂点から飛び出しているハンドルのようなものはサブディバイドする前のローポリメッシュの頂点の位置を表しているようですが、これを直接操作できるかどうかは不明です。

「ZModeler」には「Crease(クリース)」もあってさらに元々のクリース機能にも「CTolerance」とう面の角度をもとにクリースを適用する?機能も追加されてい(前からあるw)るようです。

R7-demo-20.png

R7-demo-21.png

R7-demo-22.png


以前のクリースは特定の部分だけ適用したいというのがなかなか難しく手間もかかったのですがこれなら簡単に指定できそうですね。

またクリースは「Alt」キーでエッジをクリックするとその部分を丸くすることもできるようです。

R7-demo-23.png


次は「Bevel(ベベル)」ですがこれは「ZModeler」ではなく「Tool」パレットにあり、メッシュ全体にグローバルに効果が適用されるようです。

R7-demo-24.png


なのでポリゴンを押し出したりした部分にも自動的に適用されます。

R7-demo-25.png


「Bevel」は角を斜めに切り落とすものです。角を丸くするのは隣にある「Chamfer」でしょう。どっちも一緒に「面取り」と呼んでる人もいるみたいですが区別した方がいいでしょう。

よく見るとパースボタンやポリフレームのボタンに小さなスイッチが付いたのがわかります。

R7-demo-26.png


どういう機能なのかちょっとハッキリしませんが押しにくいのでこのインターフェースはいい加減やめて欲しい。

エッジループも普通のポリゴンモデラーと同じようにできますね。まあ今までZBrushではこんなことすら簡単にできなかったという訳です。

R7-demo-27.png


次はネジなどのサブツールがたくさんあるツールをロードして「IMM」ブラシに変換。このサブツールも「ZModeler」で作ったようです。

R7-demo-28.png


ここで「クリエート・インサート・マルタイ・メッシュ」のように「Multi」を「マルチ」ではなく「マルタイ」のように発音することもあるようです。

「IMM」ブラシでインサートするメッシュの切り替えは「M」キーを押して表示されたポップアップの一覧から選択します。これは今のバージョンでも同じ。

早口で言ってることがよく聞き取れないんですがこの荒れた山道のシーンは簡単なローポリメッシュから新機能の「NanoMesh」というので作ったらしい事を言っているようです。

レンダリングはKeyShotでしょうか。

R7-demo-29.png


先のシーンで使われた落ち葉や岩、樹皮などのサブツールが入ったツールをロードしているようです。

これらのサブツールはテクスチャが適用されており、ハイレゾメッシュをデシメーションつまりポリゴンの削減をしたようなことも言っているようですがハッキリわかりません。

このツールで「Brush」パレットに新しく追加された「Create NanoMesh Brush」機能で「NanoMesh(ナノメッシュ)」ブラシを作っています。

R7-demo-33.png


このブラシを使って「IMM」ブラシ同様に選択したメッシュをサーフェース上に配置することができるようです。

マイクロメッシュが1つのポリゴン内にメッシュが配置されるのに対しこのナノメシュはポリゴンに制約されないみたいです。

R7-demo-31.png


「Tool」パレットには新しく「NanoMesh」サブパレットが追加されています。ここのパラメータやオプションを変更して様々なバリエーションが作られるようです。

R7-demo-32.png


配置されたナノメッシュは通常のスカルプトブラシを使ってスカルプトも可能のようです。

先のレンダリングシーンでは明らかにメッシュが何も無いところがありますが、マスクなんかを併用することも可能なんでしょうか?

しかしこれほと多くのメッシュを描画してもサクサク動くのは驚きでが、PCにどれだけのスペックが要求されるのかな?

また「Edit Mesh」でインサートしたメッシュ自体をスカルプトしたりして編集もできるようです。

R7-demo-34.png

ナノメッシュブラシは普通のインサートメッシュブラシとしても使えるようです。

この後「KeyShot」との連携やポリグループのコピー&ペースト、「Tool」パレットに新しく追加された「ArrayMesh」などが紹介されています。

キリがないので今回はここで終わります。

これはあくまでもデモ動画を見ただけの勝手な分析です。


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