Z-Notes

主にZBrush、3dsMax、3d-Coatなどの3DCGアプリに関する覚え書き。

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DragMasterプラグインの紹介

DragMaster(ドラッグ・マスター)プラグインというのが注目されているようなのでZBCの投稿記事を翻訳してみました。そちらも合わせてみてください。ダウンロードもそこからです。


記事のタイムスタンプを見るともう4ヶ月も前のもののようです。

ZBCはめったに見に行かないんだけど、もう少し頻繁に見に行ったほうがいいですね。

プラグインのインストールはZBrushのインストールフォルダの「ZStartup」>「ZPlugins」フォルダに解凍した「DragMaster.zsc」を入れて再起動するだけです。

ショートカットの割り当ては「Zplugin」メニューから「DragMaster」を開き「Ctrl+Alt」を押しながら「Drag」ボタンをクリック。カーソルをボタンから離さないように注意して割り当てたいショートカットキーを入力します。



DragMaster Plugin.

「DragMaster」プラグイン。


This is a simple Plugin that simulates a Drag stroke given its length and direction.

これは「Drag」ストロークをシミュレートしてその長さや方向性を与える簡単なスクリプトです。


First, you need to assign a HotKey to the "Drag" button, then set the length and direction.

最初に「Drag」ボタンへホットキーを割り当てる必要があります。続いて長さと方向を設定します。


Using the mouse (easier) or pen and using the assigned hotkey ( not a mouse click) you can very quickly produce steady regular strokes.

マウス(がより簡単)またはタブレットペンで(マウスのクリックでなく)割り当てられたホットキーを使うことで非常に素早く安定した規則正しいストロークを作ります。


I made it with the idea of helping with Insert Multimesh IMM brushes.

「Insert MultiMesh(IMM)」ブラシに役立てるという考えでこれを作りました。


Sometimes you need that every insert mesh has the same size, orientation or both (for screws or bolts for example).

時々全てのインサートメッシュで同じサイズや同じ方向、またはその両方で使う必要があるでしょう(例えばネジやボルトなどで)。


Later I started using it also with standard brushes and DragRect or simply with Dots to create straight lines.

最近は「Standard」ブラシと「DragRect」で使ったり、または単に「Dots」を使って直線を作るだけに使ったりしています。


The LengthRn slider adds a random value to the stroke length and the DirectionRn adds a random angle.

「LengthRn」スライダーはストロークの長さにランダムな値を加え、「DirectionRn」はランダムな角度を加えます。


So Direction 90 would produce a vertical line and , if you add DirectionRn 20, the angle of every stroke will be between 90 and 110.

それによって「Direction」の「90」で垂直な線を作り、「DirectionRn」に「20」を加えると、どんなストロークでその角度は90~110の間になります。


MIMRandom switch. If pressed every stroke will insert a different mesh from the IMM brush, If not pressed it will always insert the selected.

「MIMRandom」スイッチ。どのストロークでもこれが押されていると「IMM」ブラシから異なるメッシュをインサートします。

押されていない場合は選択されたものを常にインサートします。


Variation Slider. Normaly you want to set this number to match the number of meshes of your IMM brush but , for example,, you might want to play with the first 5 meshes only so you would se this value to 4.

「Variation」スライダー。通常これは「IMM」ブラシのメッシュの数と一致した数字を設定する必要がありますが、例えば最初の5つのメッシュだけで使いたい時もあるでしょう。その場合はこの値を「4」に設定することになります。


>翻訳以上



さて、ここまで翻訳してみましたが、これを読んだだけでは使い方はまだよくわかりません。

なのでもう少しわかりやすく、また詳細に説明するための補足してみます。


その1、

スカルプト系ブラシで直線を引いてみる

手順に進む前にプラグインのインストールと「Drag」ボタンへのショートカットの割り当てを済ませておいてください。

1.

平らな面のほうがうまくストロークを描画できるみたいなので「Plane3D」や「Cube3D」などの平面的なプリミティブをロードしたらポリメッシュに変換し、適当なポリゴン解像度になるようにサブディバイドします。



2.

スカルプト系ブラシの代表の「Standard」ブラシを選択し、任意のブラシサイズ、ブラシ強度を設定します。

ストロークを開始したいところにカーソルを持っていきます。この時クリックしない事(ペンタブなら少し浮かせた状態)が重要です。


3.

「Drag」ボタンに割り当てたショートカットキーを押します。この時、カーソルを完全に静止させていることが重要です。

カーソルを置いたところを始点として直線のストロークがドローされます。

うまくドローされない場合は「LazyMouse」をオンにすればうまくいくかもしれません。

またブラシ効果を反転する「Alt」キーは同時に使えないので「Zadd」や「Zsub」で行う必要があります(ショートカットの組み合わせによるかも?)。

ブラシを変更したり「DragMaster」の設定を変えたりしていろいろ試してみてください。



ここでそれぞれの設定をもう少し詳しく分析していきましょう。

「Length」スライダーはストロークの長さを設定するものですが、この値は何を基にしているのでしょうか?

これは原則としてスクリーンのピクセル(ピクソル)数を基にしているようです。


なのでキャンバスでオブジェクトをズームイン、ズームアウトするとオブジェクトに対する相対的なストロークの長さが変わります。

つまりストロークの長さは「Length」スライダーでもズームでも変えることができるということです。

「Length」の最大数は500なのでそれより長いストロークをドローしたい場合はズームを使うといいでしょう。

ただズームを変更するとブラシサイズまで変わるので「Dynamic Brush Size」をオンにすることが重要になります。


またストロークの長さは「LazyMouse」の設定も関係しているようです。

基本的に通常のスカルプト系ブラシで使う場合は「LazyMouse」をオンにするほうがいいようです。

「LazyRadius」を「1」より大きくすると同じ「Length」設定でもストロークの長さがより短くなります。

ディフォルトの長さは「LazyRadius」が「1」の場合を基にしているようです。

ここからこのプラグインは、この長さのある一定のスピードのストロークである決められた時間直線的にドローした時に進む距離によって決められているのでは無いかということが推測できます。

その結果、大きくするとストロークスピードをより遅くする効果のある「LazyRadius」が長さに影響するのかもしれません。まああくまでも推測ですがw。


「Direction」スライダーはストロークの方向を決めます。基準はこれもスクリーン平面です。

なのでキャンバスでオブジェクトの角度が変われば同じ値でも相対的にオブジェクトとの角度が変わるということです。

これが「0」の時、スクリーン平面に対しクリックした位置から右へ完全に水平な方向にストロークをドローします。

数値を上げるとクリックした位置を中心にして時計回りにストローク方向に角度がつきます。

「90」でスクリーンに対して垂直なストロークになります。


「LengthRn」と「DirectionRn」は長さや方向にランダムさを加える設定です。

「Length」、「Direction」の値とそれに「LengthRn」、「DirectionRn」の値をプラスした数値との範囲でランダムになります。

例えば「90」を中心に前後「10」ずつの範囲でランダムにしたい場合は「Length」、「Direction」に「80」を「LengthRn」、「DirectionRn」に「20」を入力します。


その2

アルファと一緒に使う。

1.

同じく「Standard」ブラシを使います。ストロークに「DragRect」に変更し、任意のアルファを選択します。

例えば矢印の形の「Alpha 33」など。

「DragDot」ストロークではアルファの向きと位置を同時に合わせるのが困難なのでこの方法でやる方がいいかもしれません。


2.

前回と同様にパターンをドローしたい位置へカーソルを置き(クリックしない、ペンタブなら少し浮かす)ショートカットを押します。

ドローされるアルファパターンの大きさは「Length」スライダーで調整します。

この時の「Length」の値はドローされるアルファパターンの大きさとは厳密には関係ないようです。

「DragRect」の詳しい仕様がわからないので正確なことは言えませんが、「DragRect」を手動でドローする時のストロークの距離とアルファの大きさが厳密に同じでないのと同じ理屈です。

またこれは「Draw Size」の設定とも関係していてブラシサイズを大きくするほどドローされるアルファのパターンは小さくなります。

これも同様に手動で行ってもこのような結果になります。つまりブラシサイズが大きいとアルファを同じ大きさにするのにより長いストロークが必要になるということです。

これもスクリーンに対するストロークの距離が基準になるのでズームによってオブジェクトとの相対的な大きさは変化します。

これには「Dynamic Brush Size」は上で述べた理由以外ではほとんど影響しないでしょう。



その3

「Insert MultiMesh」(IMM)系ブラシで使う。

このプラグインの本来の使い方のようです。

ネジやボルトなどのメッシュを同じ大きさ向きで素早くインサートするのに便利でしょう。

「IMMRandom」をオンにするとブラシに含まれる複数のメッシュをランダムに選択します。

オフの場合は「Mesh Insert Preview」で選択されたメッシュがインサートされます。

「Variation」はそのメッシュを最初から何番目までを使うかを決めます。5番目まで使いたいなら「4」に設定します。

ストロークは特に変更する必要はなくブラシのディフォルトのものを使えばいいでしょう。変更しても結果は同じです。

インサートされるメッシュの大きさがスクリーンを基準にされる以外、他のやり方と比べて特別注意する点はなさそうです。

「IMM」系ブラシは複数のサブディビジョンレベルがあると使えないので一つを残して削除するかフリーズして使います。

とりあえず今わかっている詳細はこの程度です。

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