Z-Notes

主にZBrush、3dsMax、3d-Coatなどの3DCGアプリに関する覚え書き。

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非公式、ZBrush初心者のためのZBrush入門(その3)

無計画で書き始めたので、ここにきて早くも構成に行き詰まりを感じてきましたw。

ちょっと迷走状態ですw。このまま続けて大丈夫なのか?。

内容的に入門とか初心者向けという範疇をちょっと逸脱しているかもしれませんが、どこにでもあるような内容だとわざわざここに書く必要もないので。

もっと安直なのがいいなら他に山ほどあると思うのでそちらを見るほうが役に立つでしょう。

まあ簡単な解説は多くあるんだけどその先、ちょっと難しそうな事をしようとするととたんに情報が少なくなってくるような気がする。



プロジェクトの補足>


・自作スタートアッププロジェクト

スタートアップ用に作ったプロジェクトは今のところ次のようなものです。

先に説明したダイナメッシュの球オブジェクトと6ポリゴンのキューブ(立方体)、ポリゴンの球体、アルファ作成用の平面オブジェクトです。

下図)自作のスタートアッププロジェクト。

ZBrushに元からあったプロジェクトファイルは新しく作った「Default-ZPR」フォルダに移動させました。

zb_beginners_zUI_37.jpg


その内の1つ、6ポリゴンキューブはZBrushにもともとあった「DefaultCube.ZPR」プロジェクトから作りました。またこれは「DefaultSphere.ZPR」からでも作ることができます。(「Tool」>「Geometry」>「Reconstruct Subdiv(リコンストラクト・サブデビ)」使用。)

「DefaultCube(ディフォルト・キューブ)」も「DefaultSphere(ディフォルト・スフィア)」もベースとなるのは同じポリゴンオブジェクト(6ポリゴンのキューブ)でサブディバイドする時に「Smt(スムーズ)」するかしないかの違いで作り分けられているだけです。

互いに相互変換できるいわば兄弟のような関係と思っていいでしょう。

zb_beginners_zUI_35.jpg


この方法で作られた球体はZBrushのプリミティブ球「Sphere 3D」から作った球と違って極を持ちません。

zb_beginners_zUI_36.jpg




・プロジェクトにToolをロードする

特定の「Tool」をロードして使いたいと言う場合は「LightBox」からロードしたい「Tool」をダブルクリックするだけでOKです。

今表示されている3Dオブジェクトに変わってロードした「Tool」がキャンバスに表示されます。

なのでZBrushの起動時に「Tool」をロードしてドローして「Edit」モードにするといった手順を取る必要はありません。

zb_beginners_zUI_38.jpg


最初に特定の「Tool」やインポートしたオブジェクトで作業する場合にも、まずスタートアッププロジェクトをロードしてその後でそれらをロードしたりインポートしたりした方が簡単でしょう。

プロジェクトに「Tool」をロードする場合、その「Tool」がプロジェクトに追加され、キャンバスの表示がその「Tool」に切り替わります。

しかし「Import」したオブジェクトはプロジェクトで現在選択している「SubTool」と置き換えられます。

つまりそのプロジェクトで選択された「SubTool」は削除されるということなので注意が必要です。

「Tool」やインポートしたオブジェクトを「SubTool」リストに追加したい場合は「ZPlugin(ジープラグイン)」>「SubTool Master(サブツールマスター)」の「Multi Append(マルチ・アペンド)」からロードやインポートしたいオブジェクトを選択します。

(一度に複数のオブジェクトを選択して追加できます。)

zb_beginners_zUI_39.jpg




・「Tool」の切り替え

プロジェクトにロードされた「Tool」やインポートされた3Dオブジェクトは「Tool」パレットのアイコンによって切り替えることができます。

アイコンの左上の数字はその「Tool」がいくつの「SubTool」で構成されているかを示しています。

zb_beginners_zUI_40.jpg



・3Dオブジェクトはプロジェクトで保存しない。

基本的に3Dオブジェクトはプロジェクトファイルで保存せず「Tool」パレットの「Save As」ボタンで「Tool」ファイルとして保存したほうがいいでしょう。

プロジェクトで3Dオブジェクトを保存するとファイルサイズが大きくなり過ぎると言う人がいるようですが、そもそもプロジェクトはそういう目的で使うものではないのでそのような不満を言うのは見当違いと言わざるを得ません。


モデリングを中断しなけれはならなくなった時などに今の制作環境を保存して次に作業を再開する時にスムーズに作業を継続させたい場合にプロジェクトで保存します。

また作成した3Dオブジェクトをもとに今後いくつものバリエーションを作る予定があるような場合にもプロジェクで保存すればそれを作成した環境のままで作業を再開できるので便利でしょう。



・「Tool」「SubTool」の概念

ずっと以前のZBrushは一つの「Tool」しか扱えず、複数のオブジェクトからなるモデルはポリグループによって管理されていました。

そこで複数オブジェクトをより管理しやすくするために「SubTool」という概念が導入されたということです。

「Tool」とか「SubTool」と言うのは単なる3DオブジェクトのZBrushでの呼び方に過ぎません。


複数の「SubTool」があるときに各「SubTool」間には階層構造のような上下関係、主従関係というものは基本的にありません。

ただ一部の機能を実行する場合にはその処理の管理上「SubTool」リストの上下関係が重要となる場合もあります(ブーリアン処理など)。

こういう場合にうまくその機能を実行するには単にリストの並び方を適切に変更すればいいだけです。

しかしこれらはマニュアルに明確に記載されていないこともあり、初心者には難しいこともあるようです。

それ以外は通常ほとんど場合、どの「SubTool」が選択されているか、表示されているかがより重要となります。



「Tool」はZBrushで一つまたは複数の3Dオブジェクト(SubTool)を保存する時の単位でありファイル型式で、「Tool」は「SubTool」を入れてあるコンテナ(箱)のようなものと考えるといいかもしれません。

サブという名前から「Tool」が主で「SubTool」が従的な関係と考えがちですが、これは単にオブジェクト管理上の呼び分けと言うだけでしょう。

また「Tool」アイコンに表示されている3Dオブジェクトは特にその「Tool」で主要なものという意味はなく、単に保存時にそれが選択されていたと言うだけです。

zb_beginners_zUI_41.jpg



・「Tool」>「SubTool」サブパレットの基本操作

「SubTool」と呼ばれる複数の3Dオブジェクトを持つ「Tool」を管理するサブパレット。

「SubTool」はサブツールリストに並べて表示されています。



・SubToolの選択

「SubTool」の選択はサブツールリスト左側のアイコンをクリックが基本です。

リストの右側をクリックすると表示・非表示用アイコンなどを誤って押してしまって厄介なことになります。

矢印ボタンで選択の上下移動や並べ替えが行えます。上2つの矢印は選択の上下移動(上下矢印キー)。下2つの矢印は並び替え(Ctrl+上下矢印キー)。

「AutoReorder(オート・リオーダー)」はポリゴン数によってリストの並べ替えを行うボタンです。

ボタンを押すごとにポリゴンが多い順、少ない順に切り替わります。


またリストが長くなる場合はパレット左のスクロールバーを上下してスクロールできます。


「List All(リスト・オール)」ボタンでSubToolを一覧表示するウィンドウが標示されるのでそこから任意のSubToolを選択することもできます。


また「Preferences」>「Efit」の「Auto Select Subtool(オート・セレクト・サブツール)」をオンにするとキャンバスでSubToolを「Alt+クリック」して選択することもできます。

この機能はスカルプト中邪魔になることもあるのでいつでもオン、オフできるようにカスタマイズしてUIに置くといいでしょう。

zb_beginners_zUI_42.jpg



ZBrush、サブツールリストでの選択とビジビリティについての覚書」も参考にしてください。


また「SubTool」の表示に関する「ZBrush、ゴーストモードはソロモード?」も参考になるでしょう。



4. カスタマイズ

ここから説明するものは初心者でよくわからないうちはあまり気にしないほうがいいでしょう。

しばらく使い続けていて何か不満に感じたらこれらを参考にカスタマイズしてください。

必ずこのようにしなければいけないとうものではありませんし、これが最良のものでもありません。



・ファイルやフォルダの整理

主に自作のスタートアッププロジェクトを使うため、はじめからZBrushに入っているプリセットのプロジェクトは当分必要ないので新しいフォルダを作って入れておきます。

こうすることで余計なプロジェクトファイルが「LightBox」に表示されずすっきりするでしょう。

「LightBox」の「Project」タブに表示されるプロジェクトファイルはCドライブ>「Program Files(x86)」>「Pixologic」>「ZBrush 4R6(4R6の場合)」>「ZProjects」にあります。

ここにはスタートアップ用のプロジェクトファイルと製作途中のプロジェクトファイルだけを置くようにしました。

zb_beginners_zUI_37.gif

(注>これは各自好みで使い方を決めてください。これは説明のための例です。)


これらのフォルダやファイルはCドライブに置く必要は無いので他のドライブに置いてショートカットからアクセスするようにしてもいいでしょう。



・Cドライブ以外に保存する

作成した3Dオブジェクトや自作のアルファなどをCドライブやZBrushのインストールフォルダに保存したくないと言う場合はショートカットを利用して他ドライブに保存してもいいでしょう。



・膨大な数のブラシプリセットを整理する

「LightBox」の「Brush」タブにあるブラシプリセットは大量にあるためここから目的のものを探すのはちょっと難しいと思います。

とりあえずこれらは全て別フォルダ移動して使ったことのあるもの使えそうなものだけをコピーしてここに置くようにする使い方もできるでしょう(移動すると元あったフォルダを忘れてしまうので)。

またもっと頻繁に使うならスタートアップに入れるてポップアップウィンドウやカスタマイズしたUIから利用できるようにするといいでしょう。

「LightBox」にあるブラシをポップアップウィンドウやカスタマイズで利用できるようにするにはインストールフォルダにある「ZStartup」>「BrushPresets」にコピーする必要があります。


またZBrushに元から入っているブラシはインストールフォルダの「ZData」>「BrushPresets」にあります。

ここにあるブラシでほとんど使わないと思うものは別フォルダに移動して整理する事もできますが、初心者のうちはそのままにしておくほうがいいでしょう。



・Cドライブを圧迫するオートセーブファイル

ZBrush使用中に一定時間経過すると作業中のプロジェクトを保存するオートセーブと呼ばれる機能があります。

これはZBrushが突然落ちたり、または作成中のファイルにエラーが含まれて保存したファイルが開けなくなったりした場合などに作成中のプロジェクトへのダメージを最小限にするためのものです。


これはプロジェクトファイルとして保存されるのでロードされた全ての「Tool」やアンドゥ履歴などが一緒に保存されます。

ディフォルトではそれが最大10ファイルまで保存され、それ以降は古いファイルから順に削除しながら保存を続けていきます。

そのため全体として非常に大きなファイルサイズとなりCドライブを圧迫する事があります。


作成中のモデルが多数のオブジェクトで構成され、全体のポリゴン数が非常に多くなっていたりアンドゥ履歴が多くなるとそれを保存するために中断される時間も長くなります。

またしばしば作業が中断されるため非常にストレスのたまる機能でもありますがこのオートセーブは設定でオフに出来ません。



・オートセーブの設定を変更する

オートセーブは「Preferences」>「QuickSave(クイックセーブ)」サブパレットで設定します。

設定箇所が同じ事もありオートセーブとクイックセーブはしばしば混同されて使われるのでちょっとややこしいです。

zb_beginners_zUI_43.jpg


オートセーブは一定時間の間隔で自動的にセーブが実行され、クイックセーブはZBrushのUI最上部にある「QuickSave」ボタンで行う保存です。

「QuickSave」ではファイル名や保存場所の設定ができません。ファイルは全て「QuickSave」フォルダーに連番で保存されます。

zb_beginners_zUI_44.jpg


「QuickSave」フォルダには「LightBox」の「QuickSave」タブからアクセスできます。ここにはオートセーブで保存したファイルも置かれます。

zb_beginners_zUI_45.jpg



Maximum Duration(マキシマム・デュレーション)」でオートセーブの実行間隔を設定します。

最大で「600分=10時間」です。これはほとんどオフにしたのと同じでしょう。


Rest Duration(レスト・デュレーション)」

席を離れたりしてここで設定した時間ZBrushの操作がされないとオートセーブが働きます。


「Skip History(スキップ・ヒストリー)」はオートセーブとクイックセーブでアンドゥ履歴を保存するか設定するようですがクイックセーブでは実際には機能していません。

クイックセーブではアンドゥ履歴を保存するかしないかは「File」パレットの「Undo History(アンドゥ・ヒストリー)」がオンか

オフかで決まります。オンの場合アンドゥ履歴は保存されます。

オートセーブでは「Skip History」の設定は機能しているようです。「Skip History」をオンにするとアンドゥ履歴は保存されません。


アンドゥ履歴を保存しなければオートセーブのファイルサイズが小さくなりCドライブの圧迫がいくらか抑えることができるでしょう。

またアンドゥ履歴を保存しない分オートセーブ実行時の中断時間もいくらか短くなるでしょう。



Max QuickSave Files(マックス・クイックセーブ・ファイル)」スライダー

「Quick Save」フォルダに最大いくつまでオートセーブやクイックセーブのファイルを保存するか設定します。

この数値を少なくすればCドライブが圧迫されるのをいくらか抑えることができるでしょう。


Delete QuickSave files(デリート・クイックセーブ・ファイル)」ボタンは「QuickSave」フォルダにあるオートセーブ、クイックセーブで保存したファイルを全て削除します。


オートセーブの頻度を少なくしたりファイルサイズが増大しないようにする設定はZBrushでの作業内容を失う確率が上がるリスクとのトレードオフになります。


オートセーブでもっともわずらわしく感じるのは作業途中で不意に作業が中断されることでしょう。

オートセーブの頻度と中断時間を少なくする設定とともに「QuickSave」やプロジェクトの(連番)保存を適度なタイミングで実行することが大切です。

「QuickSave」やプロジェクトの保存ではアンドゥ履歴を保存する設定にしたほうがより安全でしょう。

そうすることで作業内容を失うリスクを低くしながら作業も快適に行えるようになるでしょう。

まあそれがなかなかできないのでオートセーブ機能があると言うことなんですけどねw。



・シンボリックリンクで「QuickSave」フォルダを他のドライブに

シンボリックリンクというのは実際にフォルダがある場所とは別の場所にフォルダがあるようにOSに認識させる機能です。

OSからはリンクのある場所に実際のフォルダがあると認識されます。

この機能を使って「QuickSave」フォルダを他のドライブに保存するというのも一つの方法でしょう。

「QuickSave」フォルダはCドライブ>「ユーザー」>「パブリック」>「パブリックのドキュメント」>「ZBrushDate」にあります。

シンボリックリンクを使えばインストールフォルダごと他に保存するということもできるかもしれません(実行は自己責任で)。


注>シンボリックリンクについては各自で調べてください。わたしはまだ使ったこと無いので解説できません。




・ZBrushのフォルダ設定

「Preferences」>「Misc」の「Use ZFolders(ユーズ・ジーフォルダー)」をオンにするとファイルの保存、ロード時にZBrushで標準に設定されたフォルダが開くらしいです。

例えば「Tool」をロードしたりセーブしたりする時は「ZTools」フォルダが開くということです。

しかし、実際には特に「Tool」パレットなど一部のパレットでのセーブやエクスポートのような保存に関する操作では何を保存するかに関わらす以前使った(ロードやセーブなどを実行した)フォルダが開いてしまうことがあるようです。

ただロードやインポートなど読み出しに関する操作では特に問題なさそうです。

このバグは早く改善してほしいね。

セーブ時やロード時に思ったフォルダが開かないというような場合これをオンにするといいかもしれません。

zb_beginners_zUI_46.jpg



・UIレイアウトのカスタマイズ

「Preferences」>「Enable Customize」ボタンをオンにするとUIのカスタマイズが可能になります。

zb_beginners_zUI_47.jpg


カスタマイズする各要素はそれぞれのパレットから「Ctrl+Alt」を押しながらドラッグして配置します。

ブラシやストローク、マテリアルなどカスタマイズで追加したいエレメントはあらかじめ全て選択してパレットに並べておくといいでしょう。

ブラシやストロークなどは選択ポップアップウィンドウではなくこのパレットからドラッグします。ポップアップウィンドウからはドラッグできません。

zb_beginners_zUI_48.jpg


(注意>ブラシを選択する時、使用時に特定のキーを使うもの、例えば「Shift」を押しながら使うスムーズ系ブラシなどを選択すると下のようなウィンドウがでます。

これは単なる確認のメッセージなので「OK」を押してそのまま続けます。

また「Skip this note until next restart(次回の再起動までこの注意をスキップします)」ボタンを押すとZBrushを再起動するまでこのウィンドウは出ません。

下図)「このブラシはスカルプト用のスムーズブラシとして選択されます。これを使う時はShiftキーを押してからクリックします。」

zb_beginners_zUI_51.jpg


ドラッグして置けるのは上下左右のシェルフかカスタムメニューリストの部分だけです(前回のブログ参照)。



・アイコンの大きさやUIエレメント全体の大きさを変更する

ブラシなどのアイコンは「Preferences」>「Interface」>「Ui」の「Wide Buttons(ワイド・ボタン)」をオフにすることで小さくすることができます。

zb_beginners_zUI_49.jpg


zb_beginners_zUI_50.jpg


また各UIエレメントの大きさは「Preferences」>「Interface」>「Ui」の「Buttons Size(ボタン・サイズ)」スライダーで設定できます。

この値を小さくすればボタンやスライダーなどのUIエレメントが小さくなり、より多くのUIエレメントを配置することができますが文字も小さくなります。

注意>「NoiseMaker落ちまくり」も参照してください。


・配置は慎重に

アイコンやボタンなどを配置する時は注意しないとすぐに数ドットずれてしまいます。

微調整できなくなったら一旦キャンバスにドラッグしてそのアイテムを削除し、改めて配置し直してください。

綺麗に配置するには多少慣れが必要です。


カスタムUIの設定」も参考にしてください。

初心者の場合、設定の意味や使い方がよくわからないうちはあれこれカスタマイズして並べ過ぎないほうがいいでしょう。余計に使いにくくなるだけです。


カスタマイズした後はこの設定を保存します。保存する方法は2種類あります。

1)「Store Config」で保存しZBrush起動時にこのカスタマイズUIで開くようにする

すでに説明したように「Preferences」>「Config」>「Store Config」で保存すれば起動時にこの設定が読み込まれます。


2)カスタムUI切り替えボタンで切り替えできるようにする

「Preferences」>「Config」の「Save Ui」で設定を保存します。

このボタンはディフォルトでパブリックフォルダにある「ZStartup」フォルダが開くようになっています。

しかしここに設定を保存してしまうとカスタムUI切り替えボタンでUIレイアウトを変更することはできません。

UIを切り替えるにはインストールフォルダの「ZStarup」>「UserInterfaceLayouts(ユーザーインターフェース・レイアウト)」フォルダーに保存します。


もちろん 1)と 2)の両方に保存することもできます。

モデリング用、マテリアル・テクスチャ用、リトポ用など複数のカスタムUIを作って作業に応じて切り替えて使うと便利です。

また最初からあるプリセットのカスタムUIが必要ない場合は新しいフォルダに移動してもいいでしょう。

こうすることで必要なカスタムUIにより素早く切り替えられます。



・UIカラーのカスタマイズ

カスタムUIカラーも右上のUIカラー切り替えボタンで切り替える事ができます。

また自分で自由にUIのカラーをカスタマイズすることもできます。

UIカラーは「Preferences」>「Icoors(アイカラー)」サブパレットで変更します。

設定項目が非常に多くわかりにくいですが、かなり自由にカラーを変更できます。


設定項目は大きく次のように分類されます。


1)直接色をドラッグして設定するカラーチップ

2)不透明度や影の強度を設定するスライダー

3)カーブプロファイルを編集して2色のグラデーションを編集

4)全体の色調を変更するスライダー

zb_beginners_zUI_52.jpg



カラーチップで色を選択するにはカラーチップからカーソルをドラッグしてZBrushウィンドウ内の色を抽出します。

ZBrush内ならどこからでも色を抽出できます。「SpotLight(スポットライト)」でテクスチャをキャンバスに読み込んでそこから色をピックするような事もできます。


変更したUIカラーの保存はUIレイアウトと同様に2つの方法があります。

1)「Store Config」で起動時のUIカラーとして設定する

2)「Save Ui Colors」で個別に設定を保存してUIカラー切り替えボタンで切り替えられるようにする


2の場合はUIレイアウトと同様、ディフォルトのパブリックフォルダに保存してしまうと切り替えることができません。

切り替えができるようにするにはインストールフォルダの「ZStartup」>「UserInterfaceColor」フォルダに保存します。

1)と 2)を組み合わせてもOK。



・「Icolors」パレットの主な設定


ZBrush、UIカラーのカスタマイズ」も参照してください。


「Main(メイン)」:キャンバス表示可能部分を除くUIのベースカラー(上部)

「Main2」:同じく(下部)


「Main1」と「Main2」の2色のグラデーションは「Tray shading Curve(トレイシェーディング・カーブ)」のカーブプロファイルで変更することが可能です。


「Bt1」:プッシュボタンの背景カラー設定(上部)。プッシュボタンとはクリックすることで特定の機能を実行するエレメントです。

「Bt2」:同じく(下部)。



「Bt3」:プッシュボタンの文字と図形色

「Bt4」:クリックした時のプッシュボタンの文字と図形色

「PushButton Opacity(プッシュボタン・オパシティ)」ボタンの文字と図形をのぞく背景色の不透明度を変更する。



「Sw1」:オン状態のスイッチの背景カラー(上部)。スイッチとはクリックでオン・オフの状態を切り替えるエレメントです。

「Sw2」:同じく(下部)

スイッチがオフの時は「Main1、2」で設定したものがスイッチの背景カラーとなります。

「Sw3」:スイッチがオフの時の文字と図形の色

「Sw4」:スイッチがオンの時の文字と図形の色

「SwitchButton Opacity(スイッチボタン・オパシティ)」でスイッチの背景色の不透明度を変更します。



「Icn1」:アイコンボタンの背景色(上部)。アイコンボタンとは「Brush」パレットにあるブラシアイコンなどのようなアイコンです。

「Icn2」:同じく(下部)

「Inc3」:アイコンボタンの文字色。

「Inc4」:クリックした時、または選択中のアイコンボタンの文字色。

「IconButton Opacity(アイコンボタン・オパシティ)」でアイコンボタンの背景色の不透明度を変更します。



「Sl1」:スライダーの背景色(上部)。選択中のスライダーの背景色です。

「Sl2」:同じく(下部)。

選択していない状態では「Main1、2」と同じ色になります。

「Sl3」:選択していない状態のスライダーの文字色。

「Sl4」:選択中のスライダーの文字色。

「SliderButton Opacity(スライダーボタン・オパシティ)」:スライダーの背景色のグラデーションを変更します。

「K1」:スライダーノブの色(上部)

「K2」:同じく(下部)


プッシュボタンとスイッチ、アイコンボタン、スライダーの背景色、スライダーノブのグラデーションは「Buttons Shading Curve(ボタンシェーディング・カーブ)」で変更可能です。



「Numbers」:スライダーの数字色(非選択時)

「H Numbers」:同じく(選択・編集時)




>とりあえず今日はこれまで

今回はこれといった目新しい情報がなく普通な感じになってしまった。

というかこういうどこにでもありそうなリファレンス的な内容にする気はなかったんだが先に進むにはある程度の基礎知識も無いと駄目だし・・・。

さて、次からどういう展開にしていこうかもう少し考えないと、しかし全く思い浮かばないw。


コメント

今回も為になる記事ありがとうございます。
プロジェクトとツールはしっかり理解しないままなんとなくやり過ごしてきました。
こんなに長文の記事を作成するのは大変だと思います。本当にありがとうございます。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます
そうですね、大変ですw。
初心者が対象になると思った以上に解説範囲が広くなります。

  • 2014/10/27(月) 06:56:47 |
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  • CPU #-
  • [ 編集 ]

Zbrush初心者です。非常にわかりやすくて、詳しいので大変参考になります。ありがとうございます。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。
ZBrushの習得に少しでもお役に立てれば幸いです。

  • 2016/08/05(金) 09:45:57 |
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  • [ 編集 ]

感謝

今日初めてたどりつき読ませていただいています。 すっごいわかりやすいです。本やDVDも見たりしていたのですが眠くなってしまって 笑。 こちらのページの説明が一番わかりやすいです。ありがとうございます。

  • 2016/09/25(日) 11:27:41 |
  • URL |
  • DK #-
  • [ 編集 ]

Re: 感謝

コメントありがとうございます。
そう言ってもらえるとうれしいです。
最近ブログの更新してませんが、そのうち入門記事ももっとわかりやすくしたり、もう少し突っ込んだ内容を追加したりしたいですね。

  • 2016/09/25(日) 17:57:49 |
  • URL |
  • CPU #-
  • [ 編集 ]

感謝

ZBrush4R7から始めました初心者です。
付属のマニュアルではチンプンカンプンで困っていましたが、
こちらで丁寧な解説を出して頂いておりましたので、拝読させて頂きながら練習しております。

元はLightWave使いなので基礎はあるのですが、いかんせん変態仕様で大変です。
慣れてくると凄まじいスカルプトにハマっております。

お礼と言ってはなんですが、失敗談を。
当方64bitで使用しており、インスト時に誤解をして、
64bit版を64bitのプログラムファイル指定し、入れてしまいました。

プログラムファイルの中に2つのZBrushファイルが出来る事になるのですが、
普通に動作はするもののGozが全く認識できない不具合を確認しました。
アホな経験ですが、ご参考になれば幸いです。
素直にデフォで入れれば無問題だったのにです。

要望を申し上げれば、マテリアル設定が今ひとつわかりません。
ブレンドができるようですが、理解できればZBrush内では強力なものとなるのかな?
とは思いますが、他ソフトとのマテリアル共有も疑問がある勉強レベルなので、
基本テクスチャ書き出しが無難なのか悩みどころです。

そのような細かい情報を日本語で公開されているサイトは稀と思われますので、
こちらは、これからも参考にさせて頂きます。

  • 2016/11/25(金) 02:04:28 |
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  • #-
  • [ 編集 ]

Re: 感謝

コメントありがとうございます

ZBrushは最初ちょっと特異に感じられるようですが、私にはその内部では一貫した設計思想がしっかりとあるのが感じられます(まあ、無ければプログラムとして破綻しますからね)。
それがなんとなくでも理解できてくると新たな使い方や裏技等も見つけやすくなるかもしれませんので頑張ってくださいね。

インストール場所を変更できるオプションがあるのにそれをするとプラグインが正常に機能しないというのはおかしいですね。
GoZでソフトのパスを設定し直しても駄目なのかな?

マテリアルに関してはまわたしもだまだ人に教えられるほど理解していません。
いずれ詳しく調べて見たいとは思っています。

  • 2016/11/26(土) 01:12:52 |
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