Z-Notes

主にZBrush、3dsMax、3d-Coatなどの3DCGアプリに関する覚え書き。

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ZBrush、「Inventory(インベントリー)」ストロークの記録と再生

最後に行ったブラシストロークや操作は「Stroke」パレットの「Modifiere」UIグループにある「ReplayLast」(ショートカット「1」)で繰り返すことができます。

また、繰り返されるのはあくまでブラシストロークなので同じストロークを他のブラシやブラシ設定で繰り返すこともできます。

これで繰り返される操作はカメラの移動なども含まれるため、他の位置で同じストロークを行おうとしてカメラを移動してしまうと、「ReplayLast」してもカメラの移動を繰り返すだけです。

この機能では最後に行った一回の操作を繰り返すだけなのでそれほど応用の効くものではないでしょう。



今回はもう少し便利に使えそうなストローク操作の記録と再生機能について調べてみました。


「Stroke」>「Inventory」サブパレットにあるストロークの記録と再生機能です。

ここで記録される操作はブラシのストロークだけでなくカメラの移動、トランスポーズなども含みます。

(注:トランスポーズは加えられた変形そのものを繰り返すのでは無く変形時のドラッグストロークです。

またストロークを伴わない「Deformation」などの変形は記録されません。直前の「Deformation」を繰り返すには「Repeat To Active」や「Repeat To Other」。

記録、再生されるのはストロークのみであるということに注意してください。)

Invnt-01.jpg


「Record」ボタン(ショートカット「3」)。これをクリックしてアクティブにし記録を開始します。もう一度クリックしてオフにすると記録を終了します。

「Record」がアクティブの間に行われたストロークが記録されます。


「Add」ボタン。再度「Record」アクティブにすると前回記録したストロークをクリアして新たにストロークを記録しますが、このボタンをオンにしていると前回の記録に追加して新たなストロークが記録されます。


「Strokes Count」スライダーは記録されたストロークの数が表示されます。このスライダーは操作不能です。


「ReplayAll」ボタン(ショートカット「2」)。記録されたストロークの全てを再生します。


「ExportLast」「ExportAll」ボタン。記録された(最後のまたは全ての)ストロークをスクリプトで読み込めるようテキスト形式で保存します。







使用例。



「Record」をオンにして複数の「Standard」ブラシでスカルプトを加えて「Record」をオフ。

ブラシを「Dam_Standard」に変えて「ReplayAll」。

記録されるのはストロークだけなのでブラシやブラシの設定、カラーなどを変更して同じストロークで繰り返すことができます。

Invnt-02.jpg




ストロークをアンドゥして一旦取り消し、マスクをした後ブラシストロークを再生、マスクを解除してブラシを変更しストロークを再生。

ストロークをアンドゥしても記録されたストロークは消えないので同じストロークでブラシや設定を変えてやり直すこともできます。

Invnt-03.jpg




ブラシストロークとカメラ移動の組み合わせ。

ブラシをストロークし続けてカメラの横移動とスケールをして記録する。

再生するとこのようにオブジェクトを移動や拡大縮小させながらストロークを繰り返すことができます。

Invnt-04.jpg


ストロークはスクリーンに対して位置や大きさが固定されるので、オブジェクトの位置や大きさを変えることで相対的に同じストロークをオブジェクトに対して位置や大きさを変えて適用することができます。

「Dynamic」サイズは必要に応じてオン・オフします。

もちろん手動で移動、拡大縮小、回転してもよいし、シースルー機能で背後の画像を当たりに使い正確に求める位置や大きさにストロークを再生することもできるでしょう。

言い換えれば、オブジェクトの位置や大きさを変えると同じ位置にストロークが再生されないということです。


またオブジェクトを移動やスケールした時、再生されるストロークの開始位置がオブジェクト上から外れてしまうとカメラ操作として再生されます。

反対にカメラ操作のストロークがオブジェクトにかぶるとブラシストロークとして適用されるのでブラシとカメラ操作を組み合わせて記録・再生する場合は注意が必要です。






注意事項。

ブラシ機能とトランスポーズ機能などの切り替えやブラシやブラシ設定の変更を記録することはできません。

この機能は単純にストロークのみを記録します。ただしストローク中の「Shift」「Alt」「Ctrl」キーの押下は記録されるようです。

また筆圧も記録されます。

アクションラインを引く時のストロークも記録されるため、トランスポーズを記録する場合はアクションラインを引いた後で「Record」をオンにしたほうがいいかもしれません。

また通常のブラシストロークをスムーズブラシへ変更する場合、「2」キーのショートカットでは出来ません。「Shift」を押しながら「ReplayAll」ボタンを押します。

「Ctrl」を押しながら「ReplayAll」を押すとマスクのストロークとしても再生されますが、「Alt」キーを押しても反転効果は出ません。



制約が多そうなので使い所が難しいかもしれませんが、いろいろ組み合わせると面白い効果が出るかもしれません。

また間違いがあるかもしれないので参考程度にお願いしますw。




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