Z-Notes

主にZBrush、3dsMax、3d-Coatなどの3DCGアプリに関する覚え書き。

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ZBrush 4R4のカーブの仕様、まとめ

もともと変な仕様のカーブがさらに変な仕様になりパワーアップましたw。

マニュアルから主に「Topology」と「QRemesher Guide」ブラシで使うのを前提にまとめて見ましが見落としや間違いがあるかもしれません。

これらの仕様は全てのCurve系ブラシで共通です。

追記>一部訂正しました。



セグメント:カーブは複数の直線によって作られています。その直線一つ一つをセグメントと呼びます。

セグメントはカーブ上で交互に現れる黒とオレンジの直線で示されそれぞれが1つのセグメントです。

セグメントを短くするとよりなめらかなカーブが描かれます。

セグメントの長さに影響を与えるのは「Draw Size」、また「Stroke」>「Curves」の「CurveStep」スライダーでもセグメントの長さに影響を与えます。





また「Max Points」スライダーも「CurveStep」と協調してセグメントの長さに影響を与えるらしいですが「Max Points」スライダーによる変化は見られませんでした。

しかし、これだけ複合して影響し合うともうどうなってるのか訳がわからないです。


ポイント:各セグメントの間にはポイントがあり、他のカーブが交差したり近づいたりするとそれらのセグメントのポイント同士がスナップして結合します。

4R4-m-05.jpg

4R4-m-06.jpg

4R4-m-07.jpg


「Topology」ブラシの場合、接合されたセグメントポイントがポリゴンの頂点として認識されます。

これが3点または4点あるとポリゴンが張られます。

4R4-m-03.jpg


4R4-m-04.jpg


カーブの削除:削除したいカーブに「Alt」キーを押しながら新たなカーブを交差するようにドローすると、そのカーブは削除されます。他のカーブと接合されたポイントがあるとそこまでが削除されます。


カーブの延長:カーブの両端付近にカーソルをもってくると赤いラインが現れるので、そこからカーブを描くとカーブが延長されます。別に赤いラインが出なくてもスナップの範囲にあればつながる事もあるようです、結構アバウトな仕様。

延長されるとそれらは完全に一つのカーブとなります。

4R4-m-02b.jpg



カーブの短縮:マニュアルには出来るように書かれてますが肝心のやり方が全く書かれていません。おそらくカーブの交差と削除を組み合わせて行うのだと思います。

4R4-m-02c2.jpg



カーブの途中に別のカーブを追加:マニュアルには一発で出来るかのように書かれていますが、これも余分なカーブを手動で削除する必要があるようです。

この場合一つのカーブとはなりません。

訂正>自動的に追加できないのは「Topology」ブラシと「QRemesher Guide」ブラシだけのようです(未確認)

他のカーブ系ブラシでは自動で行われます。おそらくセグメントの交点を検出するカーブでは上手く行かないのかも?。(未確認)




4R4-m-02d.jpg


追加>インサート・メッシュ・タイプのカーブでは自動で2つのカーブをつなげてくれるようです。

ちょっとコツみたいなのがいるようでうまくいかない時もあるみたいです。


4R4-m-09.jpg



カーブの編集:カーブがドローされた後は上記の編集以外できませんが、他のCurve系ブラシに切り替えるとドローの後でシェープを編集することも出来るとマニュアルには書かれています。

これには「Curve Tube」ブラシあたりを使うとよいでしょう。「Stroke」パレットで「Bend」「Snap」をオンにし、「Size」もオンにして「Curve Falloff」でカーブを全て下げて太さをゼロにします。

「Lock Start」と「Lock End」をオンにしてカーブの両端を固定します。これでカーブを編集する時にカーブが縮んだり他のカーブとの接合部が離れるのを防ぎます。

カーブの始端または終端をドラッグして移動するとその部分のロックは一時的に解除されるのでいちいちボタンを解除する必要はありません。始端、終端を移動しない限りそこはロックされたままです。

「Lock Start」「Lock End」を使うとカーブ自体の長さを変えずにそのシェープだけを変更できます。


4R4-m-02e.jpg


ただし「Topology」ブラシのカーブを後から編集してもすでに作成されたポリゴンに反映されないので意味なないと思います。

「QRemesher Guide」ブラシの変更は反映されるかも?(未確認)。

しかし、いちいち他のブラシに切り替えるなんて邪魔臭いよねw。


カーブで直線、オブジェクトを取り囲むカーブ:まずカーブを描き初め、次に「Shift」キーを押すと直線が描けます。

「Shift」を押したまま、サーフェースの外までそのままカーブを描いていくと、オブジェクトを取り囲むようにカーブが描かれます。

カーブの始点と終点は結合され一つのポイントとなります。

カーブを描き始めてから「Shift」キーを押しましょう、先に「Shift」を押してしまうとスムーズブラシになります。

4R4-m-02g.jpg




「Smooth」ボタンと「Curve Smoothness」スライダー:「Smooth」ボタンはドローされたカーブを後から任意でスムーズにするものです。

「Cuve Smoothness」はドロー直後にカーブにかかるスムーズの強度を設定するというようにマニュアルに書かれていますが、効果は確認できません。値を「0」にしてもドロー直後のカーブにはスムーズがかかってしまいます。

また「Draw Size」が極端に小さなブラシでカーブを描くと「Smooth」ボタンの効果はほとんど期待できません。

「Smooth」ボタン、「Curve Smoothness」スライダーは「Stroke」パレットの「Curve Functions」セクションにあります。


極端に小さい「Draw Size」を使ってなめらかなカーブを描きたい時は「Lazy Mouse」の機能を併用するといいでしょう。


4R4-m-02f.jpg



セグメントのスナップと「QRemesher」のポリゴンフロー:カーブが交差すると直近のセグメントポイント同士がスナップするのは先に説明しましたが、スナップする時カーブが極端に曲げられる事があります。

この曲がったカーブは「QRemesher」で生成されたリトポロジーのポリゴンフローに乱れを生じさせる可能性があります。

これを防ぐには極端に小さな「Draw Size」で描けばいいかもしれません。


4R4-m-08.jpg



シンメトリーをオンにした時のカーブのバグ?:シンメトリーをオンにした時のカーブの挙動はそうでない時と違っています。

ストロークスピードによるセグメントへの影響:シンメトリーがオンになっているとストロークスピードによって作成されるセグメントの長さが変わります。これは特に小さな「Draw Size」の時、顕著に現れます。


4R4-m-01.jpg


「Draw Size」のセグメントポイント間のスナップへの影響:これもシンメトリー時のバグと思われます。

「Draw Size」を極端に小さくした「Topology」ブラシを使うと交差したカーブのセグメントポイント同士がほとんどスナップされず、ポリゴンが張られません。「Draw Size」が同じ「1」のブラシ。

これはシンメトリーオンの時、「Draw Size」がスナップ距離に影響を与えてしまうためです。シンメトリーオフではこのような影響はありません(多分w)。

4R4-m-01b.jpg


「Topology」あるいは「QRemesher Guide」ブラシをシンメトリーで使う時にこの現象を回避する方法は実は簡単で、カーブをドローする時はシンメトリーをオフにし、カーブを全て描き終えてからシンメトリーをオンにして自動、もしくは手動のリトポロジーを実行します。


結論、「Topology」ブラシ、「QRemesher Guide」ブラシでこのカーブを使うメリットはほとんど思い当たらない。むしろこれらの機能にとってこのカーブの仕様は欠点となることのほうが多いのではないだろうか?。

「Topology」ブラシ使用中に表示されるポリゴンはプレビューのため頂点を移動したり出来ません。実際のメッシュに変換すれば出来ますが、元の形状にスナップされないので意味がありません。

3D-Coatの手動リトポ機能に比べてまだまだ十分な機能とはいえません。ただ従来のZBrushのリトポ機能と比べると「オン・ザ・フライ」で利用できる点では便利かもしれません。






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