Z-Notes

主にZBrush、3dsMax、3d-Coatなどの3DCGアプリに関する覚え書き。

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ZBrushのトランスポーズユニット

ZBrushで10分で顔を作ろうとしてみたが、今の自分のやりかたでは10分ではいくら頑張ってもまともな顔にならない。

この程度のものでも15分くらいかかってしまう。

tp-00.jpg




結局、自分にとってはこの練習はあまり意味がないように思いました。

制作スピードをあげる方法を探ったり、スピーディーに制作するために何が障害となるか知るためにはいいかもしれません。

また、漫然とモデルの制作に長時間をかけるのもあまり意味が無いのでこのように時間を区切るという練習方法はありでしょう、10分かどうかはさておき。


ただ、ZBrush初心者がブラシや操作に慣れるという意味ではいいかもしれないですが、これを1年続けた所でもともと絵心無い人がどれだけ上達するかは疑わしい。


造形力を付けたいならこんな事より1年間みっちりデッサンの勉強をやるほうが根本的な解決方法になるような気がします。

この地味で退屈な伝統的美術教育のメソッドが、今日まで続けられているというのにはそれなりの意味があると思うのです。

出来れば独学ではなく、デッサン教室のような所で学ぶ方がいいでしょう。探してみれば近所にあるかもしれません。

やってなかった自分が言うと説得力無いですがw。

自分はちゃんとやってこなかったせいで今でもデッサン力の無さに苦労させられています。



デッサンによって習得する最も重要なものとして「比率」があります。

全身が頭いくつ分の高さがあるのか、顔に占める眼や鼻の相対的な大きさ、その位置関係などなど、これらはすべて比率(プロポーション)です。



さて、ここからが本題、モデルの比率を測るのに役に立つZBrush4からの新機能、TransPose Unit(トランスポーズ・ユニット)の使い方です。


トランスポーズ・ユニットの設定は「Prefereces」>「Transpose Units」サブメニューにあります。

tp-01.jpg



これ使う前にまず下準備として、パースをオフにし、「Preferences」>「Transpose」で「Align ActionLine To Axis」をクリックして有効にします。

tp-02.jpg



これはディフォルトではトランスポーズのアクションラインの終点がオブジェクトのサーフェースにスナップして斜めになるのを避けるものです。

これが有効だとアクションラインがキャンバスに平行に作成されます(始点はサーフェースにスナップされますが)。

「X」キーでシンメトリーもオフにしたほうがいいでしょう。



美術書などには眉毛の高さと顔の下端の高さの丁度真ん中に鼻の下端がくると書かれています(あくまでも原則として)。

下のモデルがその比率になっているかトランスポーズ・ユニットで調べてみます。

tp-07.jpg




1、「Move」ボタンをクリックし、「Shift」キーを押しながら眉の高さの位置から顔の下端までアクションラインを引きます。

(「Shift」キーを押しながらラインを描くとラインは「Preferences」>「Transpose」の「Rotation Steps」スライダーの値で直角(90度)を分割した角度、つまり「9」なら10度にスナップされます。)


終端の円の中心がちょうどアゴの下端に来るように注意。

tp-03.jpg




2、「Transpose Units」の「Calibration Distance」を1にします。

ちょうどアゴの下端にあるアクションライン上に目盛りが来るようになりました。

(見えにくい時はアクションラインの終端の大きな円を少し下へドラッグします。)

tp-04.jpg



「Set Units」ボタンをクリックし、入力ウィンドウで「test」と入力してみます。

このアクションラインの長さを1とした「test」という単位が出来ました(単位名の設定は必須ではない)。

このラインにカーソルを置くと、ZBrushのメニューUIの下に1testという今のラインの長さを表すステータスが表示されます。

アクションラインのどちらかの端をドラッグしてこの値の変化を見てもいいでしょう。

tp-06.jpg




3、今ラインにはディフォルトでいくつかの目盛りが刻まれていますが、ラインの中間点だけが知りたいので「Minor Ticks Per Unit」を「2」に「Major Ticks Per Unit」を「1」にセットします。

(二等分したところに目盛りを付けたければ「2」、三等分なら「3」と言う感じで入力。)

アクションラインが2分割される中間点にだけ両端より小さな目盛りが1つ現れました。

(一つ上の段階で実質的には中間点がわかるのですがw。)

tp-05.jpg


4、これを見るとほぼ理想の比率となっているのがわかります(あくまでも比率は、ですが)。

同様の手順で人体モデルの頭の高さを1単位として設定し、何頭身あるかを調べたりすることなどもできます。


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